バーボンウィスキー大百科
テイスティングノート:OLD CROW WHITE LABEL 1970’s (オールド・クロウ 白ラベル/1970年代)
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※左側がこの1970年代のボトル
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◆データ
銘柄:OLD CROW WHITE LABEL 1970’s(オールド・クロウ 白ラベル/1970年代)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖
◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。底の刻印から1979年ボトリングと分かり、原酒は1970年代中期の旧オールドクロウ蒸留所の物。
◆味のものさし(10段階)
弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○○●○○○○○
甘さ :○○○○○○●○○○
辛さ :○○○○●○○○○○
◆テイスティングノート
香り :すっきりめで、フルーティーな甘さ。砂糖水、バニラ、チョコレート。
少し時間を置くと、香りが弱まる。
ボディ:ライトからミディアムボディ。
味 :フルーティーな甘さ。やや、芳醇。後から果実の甘さが増してくる。
辛さは程よく、刺激は少ない。
◆総評
こちらも80年代の物と同様にフルーティーでやわらかい味わい。インパクトは無いが、安心して飲める銘柄。ただ、70年代の物にしては、ちょっと物足りない感は否めない。この時代のボトルもストレートで味わいたい。
◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」
総合評価:BBB
※「味のものさし」や「総合評価」などの基準等は下記の総合案内をご覧下さい。
テイスティングノートの総合案内
テイスティングノート:OLD CROW WHITE LABEL 1980’s (オールド・クロウ 白ラベル/1980年代)
![48336083_108[1]](https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/b/o/u/bourbon2001/20080916204625.jpg)
※右側がこの1980年代のボトル
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◆データ
銘柄:OLD CROW WHITE LABEL 1980’s(オールド・クロウ 白ラベル/1980年代)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖
◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。底の刻印から1990年ボトリングと分かり、原酒は1980年代後半の旧オールドクロウ蒸留所の物。原酒は旧オールドクロウ蒸留所の物で、ボトリングがジムビームとなっている
◆味のものさし(10段階)
弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○○●○○○○○
甘さ :○○○○○●○○○○
辛さ :○○○○●○○○○○
◆テイスティングノート
香り :フルーティーな甘さ。ミント、マジック、ガムシロップ、ハチミツ。
少し時間を置くと、ハチミツが強くなる。
ボディ:ライトからミディアムボディ。
味 :フルーティーな甘さ。やや、石鹸やシャンプーっぽさも出る。
辛さは程よく、刺激は少ない。
◆総評
フルーティーでやわらかい味わい。インパクトは無いが、安心して飲める銘柄。個人的にもお気に入りです。この時代のボトルはストレートで味わいたい。
◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」
総合評価:BBB
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テイスティングノート:OLD CROW OLD BOTTLE(オールド・クロウ 特級表示)

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◆データ
銘柄:OLD CROW OLD BOTTLE(オールド・クロウ 特級表示)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖
◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは1988年ボトリングで、蒸留は1980年代中期。ボトリングはジムビーム(第3プラント/旧オールドグランダッド蒸留所)、原酒は旧オールドクロウ蒸留所のボトル。このボトルのラベルには中央にトレードマークのカラスが登場しているが、ジムビーム社にブランド権が移った後に変わった物。日本の輸入元は三楽オーシャン。
◆味のものさし(10段階)
弱 < 中 > 強
香り :○○○○○○●○○○
コク :○○○○○○●○○○
甘さ :○○○○○○○●○○
辛さ :○○○●○○○○○○
◆テイスティングノート
香り :フルーティー且つクリーミー。ハチミツ、ガムシロップ、カラメル、ミント、木の皮、バニラ香。
しばらくすると香りが弱まる。
ボディ:フルボディ。とてもまろやかで、全体的にふくよかな感じ。
味 :フルーティーな甘さ。少し時間を置くと甘味が増し、クリーミーな甘さ。
深い甘さ。ハチミツ、メープルシロップ、黒糖。辛さは弱く、全体的にやわらかい辛さ。
◆総評
とろりとしたハチミツの様な甘さとまろやかな酒質がとても良い。飲みやすいのでバーボン初心者にもお勧め。同じ時代またはそれ以前のクロウ(ホワイトラベルで中央にカラスが無いもの)と味わいが違う。個人的にご贔屓なボトルで、なぜか時代の新しいこちらのボトルの方が美味しく感じる。
◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」
総合評価:A
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テイスティングノート:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1970’s (オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1970年代)
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◆データ
銘柄:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1970’s(オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1970年代)
度数:100プルーフ(50度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖
◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジムビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは「BOTTLED IN BOND(ボトルド・イン・ボンド)」法というその昔存在したバーボンの法律を今に受け継いでいるもので、現在の「BOTTLED IN BOND」が意味することは「単一の蒸留所の原酒のみ使用」「同じ年に蒸留された原酒のみ使用」「100プルーフ(50度)でボトリング」となっている。このボトルが出回ったのは70年代(具体的な時期は不明)で、原酒は旧オールドクロウ蒸留所の物。
◆味のものさし(10段階)
弱 < 中 > 強
香り :○○○○○○○○●○
コク :○○○○○●○○○○
甘さ :○○○○○○○●○○
辛さ :○○○○○●○○○○
◆テイスティングノート
香り :芳醇な甘さ。ブランデー、コーヒー、チョコレート。
芳醇、クリーミー、ほろ苦、香ばしさなど複雑な変化をみせる。
ボディ:ミディアムボディ。とても良い具合のまろやかさ。
味 :深い甘さ、とても良い味わい。口当たりの直後、一瞬だけ甘さが消えるが
すぐにじわりと深い甘さが戻って来てしばらく続く。
辛さはややビターでほど良い感じ。長く続く甘味の余韻が素晴らしい。
◆総評
全体的にバランスがよく、しっかりした甘さもある。余韻が長く素晴らしい味わい。正直、期待以上の凄い味わいだったため、驚きと共に感動した。思わず笑みがこぼれてしまう味。私の中ではこの1970年代のボンデッドが一番美味しかった(全ての同時代のクロウのボンデッドが同じ味わいかは不明です)。
◆このバーボンと出会った場所
国分寺「ブラックハート」
※お店と経緯はこちらの記事をご覧下さい。
詳細記事へ
総合評価:AAA
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テイスティングノート:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1940 (オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1940年)

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◆データ
銘柄:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1940(オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1940)
度数:100プルーフ(50度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖
◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジムビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは「BOTTLED IN BOND(ボトルド・イン・ボンド)」法というその昔存在したバーボンの法律を今に受け継いでいるもので、現在の「BOTTLED IN BOND」が意味することは「単一の蒸留所の原酒のみ使用」「同じ年に蒸留された原酒のみ使用」「100プルーフ(50度)でボトリング」となっている。このボトルは1940年蒸留、1944年ボトリングの4年物。原酒は禁酒法が解かれて、少し経った頃に蒸留された旧オールドクロウ蒸留所の物。
◆味のものさし(10段階)
弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○●○○○○○○
甘さ :○○○○○●○○○○
辛さ :○○○○○○●○○○
◆テイスティングノート
香り :芳醇でフルーティーな甘さ。ブドウ、バニラ、湿ったダンボール、土、チョコレート。
とても変化があり面白い。
ボディ:ライトボディ。全体的にすっきりめ。
味 :フルーティーな甘さ。少し時間を置くと甘味が増し、クリーミーな甘さ。
口当たりからしばらくの間は辛さが目立ち、全体的にドライ。
◆総評
最初は香りも味わいも硬いが、時間をかけると徐々に開いてくる。さすが1940年蒸留のボトルだけあって、味もそれなりにしっかりとしている。ただ、ヴィンテージボトルとしては味のインパクトは薄い。期待度が大きかっただけにイマイチ感が強く、残念。
◆このバーボンと出会った場所
鷺沼「Bar Sal's」
総合評価:A
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