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12/24今日のバーボン:お気に入りバーボン三昧!

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今日はクリスマスイヴ。でも今日は大事なバーボンイベントがあるため、妻とのクリスマスは昨日に繰り上げ。夕方はまでは家でくつろぎ、夕方から横浜・上大岡の「ショットバー・ブルボン」へ。そう!この日はいつもと違いクリスマス&年末スペシャルということで「あなたが選ぶ今年のバーボンベスト10!」。好きな銘柄10種類までフリーチョイス!つまり、会費5000円だけで、普段中々手が出せない銘柄までも太っ腹マスターのおかげでこの日は味わえるというわけです。

今日の銘柄は。。。
1.バーボン・ヒル15年
2.ワイルド・ターキー12年(ホワイトラベル)
3.パピー・ヴァン・ウインクル20年
4.謎のターキー
5.オールド・フィッツジェラルド10年1849
6.バーボン・ヴァレー24年
7.ケーデン・ヘッド9年(LOT1)
8.ブッカーズ・プライベート・ストック1983
※上記は飲んだ順番です。

ずばり上記の8つ(さすがに10杯はきつい!)。
何度か感想は書いていますがとにかくどれもおいしい!お気に入り銘柄なので当たり前といえば当たり前だが、どれも酒質の良さを再確認した。
1は深い甘さとまろやかなコク。
2は深めでクリーミーな甘さ(この日とうとうボトルも空に。とても好きな銘柄だけに感無量)
3はフルーティーな甘さ。
4はフルーティーで深みのある甘さ。
5はオールドバーボン特有の甘さとその広がり(2年前利き酒で当てて飲ませていただいた思い出の味)。
6は芳醇で深い甘さとコクそしてパンチのある辛さ。
7は深い甘さときつい辛さ(いい意味でのきつさ)。重厚な味わいでケーデン・ヘッドシリーズでは一番好きなボトル。
8.チョコレートのような深い甘さ。ブッカーズシリーズでは上位の味。

ちなみに「ショットバー・ブルボンで今年初めて出会ったバーボンのベスト3」となると実は下記になります。
1位:ユニオン・リーグ・クラブ13年※写真
2位:オールド・テーラーBIB1950
3位:ブッカーズ・プライベート・ストック1983

正直1位と2位は悩んだが、期待以上という意味で「ユニオン・リーグ・クラブ13年」を1位にしました。

マスター貴重なバーボン味あわせていただいてありがとうございました。
来年も新しいバーボンに出会えることを期待したい!。
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12/17今日のバーボン:幻のストーンキャッスル

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今日もいつものごとく横浜・上大岡の「ショットバー・ブルボン」へ。

今日の銘柄は。。。
*メーカーズマーク・レッドトップ 90P 
*メーカーズマーク・明治屋記念ボトル 90P
⇒言わずと知れたメーカーズマークだが、後者のボトルは輸入総代理店を努める明治屋の120周年を記念して作られたボトル。中身はレッドと同じと言われているが、実際味比べをしてみたら違っていた。通常バーボンの原料は、コーンの他にはライ麦の使用比率が高いのだが、このメーカーズマークはライ麦の代わりに冬小麦を原料に使用している。そのため、他のバーボンより甘さが目立つ。ただ、後者の甘さは深みがあり、余韻も良い。さすがに記念ボトルだけに同じレッドと言えども樽を選んでいるようだ。ちなみに、メーカーズマークは好きな銘柄だが、レッドの味はだいぶ落ちた気がする。大量生産における代償はバーボンファンにとっては非常に悲しいかぎりだ。

*トムムーアBIB 
⇒私のお気に入りのひとつ。甘さも深く、程よい辛さもあり、味がとてもしっかりしている。さすがはバートン社のボンデッド!

*ストーンキャッスル#1 113P
*ストーンキャッスル#2 111P ※写真 
⇒久々に味わうスートンキャッスル。樽だしシリーズとして売り出された銘柄でバレルナンバーは#1~10とNO.53があり(私の知る限りでは)、バーボンファンの中では「どの番号のボトルがおいしかったか!」などと話合われています(ちなみに私のお気に入りは#1,2,5,8)。今回のはその中でも初期のもの。度数があるのでそれなりにきつさはあるが、#1の方は比較的やわらかく飲みやすい。#2の方はドライでパンチが効いた味。当初私は#2が一番好きだったが、改めて味わうと#1の方がいいかな。。。などと思った。まあ、いずれにしても、どちらも好きなことには変わりない。ちなみに、シリーズの中ではこの#1と2が希少価値があり、特に#2はまず見つからないのではないでしょうか。そんな銘柄をさりげなく置いているブルボンはすごい!

今日はやや控えめに味わい家路へつきました。

※この幻のストーンキャッスルを飲みたい方は下記のお店へぜひどうぞ!珍しい銘柄の数々とバーボン通のマスターがお待ちしています。
SHOT BAR BOURBON
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アメリカンウイスキーの底力!ウィート・ウイスキー登場

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先日、鷺沼のBar Sal’sで「ウィートウイスキー」を飲んできました。ウィートとは小麦のこと。通常のアメリカンウイスキーは、コーン、ライ麦などを中心に作られ、バーボンウイスキーならばコーンが51%以上、ライウイスキーならばライ麦が51%以上、そしてコーンウイスキーならばコーンが80%以上と定義付けられています。つまりこのウィート・ウィスキーは51%以上の小麦から作られたウイスキーということです。Sal’sのマスターいわく大昔に作られたことはあるそうだが、少なくともここ100年ほどの歴史の中では世に出たことはないとのこと。ですので、このウィートウイスキーはとても珍しく、言ってみればアメリカンウイスキーの新たなる挑戦ということになります。

味わったウィート・ウィスキーは下記の2つ。。。
*ヘヴンヒル・バーンハイム・オリジナル90P
*W.Lウェラーカスクプルーフ121.9P※写真
⇒前者は口当たりからまろやかで甘さも深くとても飲みやすい。ヘビーな感じは全くなく、非常に好感が持てる味。後者も非常にまろやか。より甘さも深くなり、とろりとしたコクも増してくる。しかもカスクにも関わらずヘビーでなく、エグイ辛さもない。時間が経てばたつほどまろやかさが増す。最初から最後までいい気分で味わえる。

正直、どちらもおいしいし、自分の好みにも合う。たぶん、誰が飲んでもこれらの良さは感じるのではないかと思う。小麦から作られる特有の甘さがとてもよい形で出ていると思った。最近のバーボン(アメリカンウイスキー)は昔ほどの良さが出ていないと言われがちだが、こういうものが出てくると、アメリカンウイスキーの底力を感じる。バーボンそしてアメリカンウイスキーファンとしてはとても嬉しい限りです!

*飲んでみたい方は、「Bar Sal’s」へ是非どうぞ!
Bar Sal’s
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12/5今日のバーボン:オールドテーラーにうっとり、、、

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今日は中野「ジョージアムーン」の毎年恒例のイベント。禁酒法時代のバーボンを2本開けると聞いたので、会社を抜け出し開店と同時に乗り込んだ!

実際、店に入ってお目当てのバーボンを見ると、全然禁酒法時代のバーボンではなかった。といっても30年代後半蒸留のビンテージバーボン。期待を旨に秘め、2本同時に注文した。

その銘柄は、、、
*オールドグランダッドBIB(1939)
*オールドテーラーBIB(1939)※写真
⇒日奇しくも同い年対決となった、さてお味の方は、、、
まず前者は、香りが非常に芳醇でクリーミー、口当たりからまろやかで深い甘さと程よい渋み。時間を置くほどまろやかさが増し、甘さに深みが増す。期待を裏切らない、とてもいい味。味よりも香りの広がりが素晴らしかった。後者は香りこそ広がりが弱めだが、味が抜群!口当たりから芳醇な甘さが広がり、その素晴らしい甘さがずっと続く。とにかく甘さの広がりと余韻が素晴らしく、久々に笑いが止まらない味でした。

かなり高レベルな対決でしたが、私のジャッジは”オールドテーラー”の勝利!この後会社に戻るのですが、いい気分で仕事に戻ったのは言うまでもありません。



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私のバーボン人生~第2話:走り始めたバーボンへの情熱

同僚と二人で初めてジョージアムーンの扉を開けた日は、私にとって本格的なバーで初めて飲む日でもありました。お店は地下にあるこじんまりとした隠れ家的な空間で、とても雰囲気がいいです。カウンターに座り改めて周りを見渡すと、すごいボトルの数で圧倒されてしまいました。また、今思えば当然ですが、メニューが無いというのにも面食らいました。どうしようか悩んでいたところ、目の前にあるボトルが気になりそれを注文。それが「オールドフォレスター(一昔前のボトル側面に凹凸があるもの)。きれいに削られた丸氷に注がれたフォレスターを一口(当初はロックで飲んでいました)。やわらかく飲みやすかったのを今でも覚えています。結局この日は「オールドフォレスター」と「ベーシルヘイデン」を飲み、デビューを飾りました。

バーで飲むバーボンにはまった私はその後、機会を見つけてはジョージアムーンに通いました。バーボン最新カタログに出ている気になる銘柄を次々にトライ。ノブクリーク、ベーカーズ、パピーヴァンウインクル20年、マーティンミルズ24年、バーボンヴァレイ24年などなど。とにかくかたっぱしから飲んでいきました。

そんな感じで通い続けていたある日。当時のマスターIさんから「ちょっと面白いことしてみませんか?」と提案が。駆け出しだった私は素直にお任せしてみました。そこに出てきたのが、「オールドグランダッドBIB」の2種。そのとき私はストレートで出されたのと見た目に違いが良くわからないボトルに戸惑いましたが、「とりあえずそれぞれ飲んでみてください」というIさんの言葉に従い、飲んでみました。すると驚くことに味が全く違ったのです。その後のお話でこれは新旧のボトルということが判明。そのとき私は「古いお酒ってこんなにおいしんだ~。やっぱり味わうにはストレートだな」としみじみ感じ、バーボンの面白さに開眼。この日を境にストレートで味わうようになりました。ちなみに、このマスターのIさん、当時まだ20代で私よりも若い方でしたが、バーボンはもちろんお酒にかなり詳しく、色々なことを教えてもらいました。そういう意味では私の最初のバーボンの師匠でもあります。

この後、週3回平均で通うようになり、当時300~400種類のバーボンが揃っていたので、新旧様々な銘柄を楽しみました。ちょうど、この頃から私のテイスティングノート(単なる感想程度ですが)もスタートしました。ジョージアムーンで出会うバーボンとIさんとのお話はとても新鮮で、行く度ごとにバーボンにはまっていきました。ジョージアムーンで飲み続けて数ヶ月経った頃、バーボンが豊富にあるといわれている他のバーにも行きたくなりました。こうして2002年6月新宿の「ボギーズバー」、国分寺の「ブラックハート」へと足を運ぶのでした。。。

「第3話」へ続く。。。

※中野「ジョージアムーン」
ジョージアムーン
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私のバーボン人生~第1話:出会いは1本のジャックから

私がバーボンに出会ったのは今から遡ること4年前の冬、実家を出て一人暮らしを始めたのがきっかけでした。通勤時間が片道1時間半からたった20分に変わった私は、会社が終わると自宅でのんびり出来る時間が増えました。そんなある日、なんとなく「自宅でのんびり酒でも飲んでみるか!」と思い、酒屋へ立ち寄り、名前だけは聞いたことがあったジャックダニエル(今思えばテネシーでしたが。。。)を購入、この一杯から私のバーボンライフがスタート。

それまでウイスキーや酒を殆ど口にしていなかった私は正直「うまい!」とは思えませんでした。でも、飲んでいる雰囲気はいいな~と思いました。何故、バーボン(テネシー)だったのか?正直、特に思い入れがあったわけではなく、なんとなく”バーボン”という響きとジャズやトム・ウェイツを聞きながら飲むと良さそうというだけでした。今振り返れば単に”かっこつけ”だけでした。

そんな日々がスタートしたある日、会社の上司と飲みに行った時のこと、近況を聞かれ、自分が今ジャックダニエルという”バーボン”にはまっていることを言ったら、その上司が「ジャックダニエルはバーボンじゃないぞ、これはテネシーっていうんだ」と、そのときの私は驚きました。その後上司に「ワイルドターキー」や「フォアローゼス」そして「アーリータイムス」などがバーボンということを教えてもらいました。

その翌日、「いったいバーボンにはどれだけ種類やどんなものがあるのだろう」と興味が湧き、本屋で「バーボン最新カタログ」という本を購入しました。カタログには沢山のバーボンが出ていて、100種類くらい紹介されている銘柄に「こんなに沢山あるんだ!」と興味津々でした。元々一度はまりだすととことん追求する性格のため、「よし!これ全部味わってみようと」と思いました。

でもいったい、どこで飲めるのか?さすがにこれ全部買うことは出来ない為、バーに行くことを考えました。ちょうどカタログの巻末に「バーボンの飲める店」という一覧が出ていました。当時中野に住んでいた私は一軒のバーに注目。そのお店の名前は「ジョージアムーン」、会社のすぐ近くにバーボンの豊富なバーがあったのは意外でした(なにせ中野なので)。こうして2001年12月のある夜、ジョージアムーンの扉を開けました。このお店との出会いで、私のバーボン熱がさらにヒートアップすることになるのでした。。。

「第2話」へ続く。。。
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プロフィール

ランドルフ

Author:ランドルフ
当サイトにアクセスありがとうございます。バーボンウィスキーにはまって以来、飲みに飲み続けて早6年。取り続けたテイスティングメモの数が800種類を突破しました。良くも悪くも凝り性のため、世界中に出た全てのバーボンを味わうことを目指しています。同じウィスキーでもバーボンは下火傾向ですが、スコッチやシングルモルトに負けないくらい魅力があります。そんなバーボンの魅力を皆さんにお伝えしたいと思います。

※ハンドル名は私の大好きなバーボン「コロネル・ランドルフ16年」から由来しています。

※バーボンそしてウィスキー好きの方、もしよろしければ何かコメントやトラックバックを是非残してください。

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