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9/27(土)今日のバーボン:破格のプレミアムバーボン三昧!

ハーパーP パピー20 ヴァージン21

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今日は前から行こう行こうと思っていた所沢にある「BAR OAKs」に行きました。
場所が場所だけに”よし!今日こそ!”と気合を入れないと中々行けません。
今日は会社を早く出ることが出来たので、西武新宿線に乗り込み、いざ、所沢へ。

所沢を降りてお店に向かうのですが、”本当にこんな場所にバーがあるのかな・・・”と不安に思ったところに、バーの看板が見えました。お店を入ると物腰のやわらいマスターの出迎えと照明がかなり落とされた空間がありました。とても静かで落ち着いた空間で個人的にはかなり好きな部類ですが、ボトルが暗くてよく見えません(笑)。でも、ちゃんとリストがメニューになっていたので、安心しました。ノーチャージでキャンシュ・オン・デリバリーシステムを取っていますが、驚いたのはショットの値段。一例を挙げると、パピーヴァンウィンクル23年が¥1,800、ワイルドターキー17年が¥1,600、I.Wハーパー・プレジデントリザーブが¥1,200などなど、プレミアムバーボンがかなり破格な値段(※2008年9月現在)で、大抵の銘柄は¥1,000以下です。どれにしようか悩んだのですが、自分がもう一度飲んでみたい銘柄を注文しました。

今日のバーボンは・・・

I.W HARPER PRESIDENTS RESERVE 94P ※写真左
 (I.W.ハーパープレジデントリザーブ 94P)
久しぶりに飲みました。香りはさわやかで、まろやかで、とてもフルーティーな甘さがあり、バランスもとても良い銘柄です。101Pのように力強い味も好きだが、プレジデントリザーブみたいに上品でまろやかな味わいもとても良い。

PAPPY VAN WINKLE'S 20yo 90.4P ※写真中
 (パピー・ヴァン・ウィンクル20年 90.4P)
私がとても好きな銘柄のひとつ。これが1ショット¥1,200(※2008年9月27日現在)というのは嬉しすぎる!これも久しぶりでしたが、やっぱり美味い!かすかな渋みと芳醇でフルーティーな甘さ。バランスも非常に良く、何杯でも飲みたくなる味わい。ストレートでもロックでもどっちでも美味しいです(この日はストレートのみですが)。う~ん、やっぱりフィッツジェラルド原酒はいい味わいを出すな~。

VIRGIN 21yo 101P ※写真右
 (ヴァージン21年 101P)
これはほんと久しぶり、かれこれ6年ぶりになります。香りから芳醇な甘さを放ち、まろやかなコクとビターチョコレートの様な濃い甘さがあります。典型的な長期熟成のヘブンヒル原酒の特徴がありますが、辛さがヘビーで、かなりパンチが効いています。酒質はしっかりしているので、重厚感がある味わいになっています。

まだまだプレミアムバーボンが揃っていたので、”プレミアムバーボン三昧!”といきたかったのですが、3杯でやめておきました。やはり、美味しいバーボンは3杯程度でやめておくのがスマートだなと思います。

マスターいわく、開店当初はバーボン一色だったそうですが、時代の流れか、やはりモルトの占める割合が増してきて、バーボンが減ってしまったそうです。以前からHPだけは見ていたのですが、最近やけに”モルト入荷のお知らせ”が多いな~と思っていたのです。バーボンファンの私としては悲しいことですが、正直”やっぱりね・・・・”と思わざる得ませんでした。でも、バーボンはまだありますし、このとても良心的なお値段は魅力です。家の帰り道にこんなお店があったら、極上の一杯を味わって家路につけるのにな~などと思いました。

*所沢の「BAR OAKs」
BAR OAKs


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9/25(木)今日のバーボン:フォアローゼスの底力

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自分の自宅から一番近い場所にあるバーボンのお店にも関わらず、なかなか行くタイミングがつかめなかったお店が横浜・妙蓮寺の「BOURBON STREET K'S BAR」。今日はちょうど行けそうなタイミング だったので、思い切って行きました。初めてのお店はちょっと緊張しますが、それ以上に楽しく、ワクワク感があります。そんな気持ちを胸にお店の扉を開けました。

おなじみ銀座の「ShotBar BOURBON」のブログの記事に出ていたフォアローゼスが飲みたかったので、「銀座のショットバーブルボンさんのブログで見た・・・」と切り出したら、「ランドルフさんですね、お待ちしておりました」とハンドルネームが出てきたので、びっくり!ブルボンのマスターから私のことをチラッと聞いていたとのことですが、なんとも、ありがたい出迎えで、恐縮でした。

今日のバーボンは・・・
●フォアロ-ゼス・バレル・ストレングス 101.76P ※写真左
マスターディスティラーのジム・ラトリッジ氏の勤続40周年記念で発売された物で、1442本限定とのことです。ちなみに、度数に関してボトル表記自体はプルーフではなく、%表示(50.88%)となっています。味わいが力強く、しっかりしていて、美味しいです。どちらかと言えば、フォアローゼスが苦手な私としてはここまで力強く、美味しいという味わいは予想外でした。少し時間を置くと、角が取れて、酒質がまろやかになり、甘味も濃く感じるようになります。
マスターいわく、フォアローゼスは原酒も数種類造ったり、色々研究していて、蒸留所の姿勢としてもとても真面目なバーボン造りをしているそうです。ただ、原酒も当たり外れがあって、混ぜちゃうと平凡な味わいになってしまうのだろうとのことでした。マスターはこれを飲んだ時に”これだけでやってくれよ~!”と思ったそうですが、私も全く同感でした(笑)。
私の中ではフォアローゼスのイメージがグンと上がったのも事実で、1本のお酒との出会いって面白いな~と思いました。う~ん、でもこのボトルはとてもよかったです。

この後は、気楽に飲みたかったので、メモは取らず、バーボンと会話のみで楽しみました。

●ケンタッキー・ジェントルマン8年 特級 86P ※写真中
久々のボトルですが、マスターいわく甘味が濃くて、どんな飲み方でも楽しめるとのこと。ロックで頂いたのですが、”こんなにまろやかで、甘味が深かったかな?”と思うくらい、甘く濃厚な味わい。ロックにするとストレートよりまろやかさが増すような気がします。やっぱり特級ボトルは味わいがいいです。

●バーボンヒル15年 101P ※写真右
懐かしいラベルが見えたので思わず頼んでしまいました。最近入荷したということでしたが、コクもあり、甘さも濃厚で、味わい自体も以前、飲んだものと殆ど同じような気がしました。このボトルは海外旅行のお土産物カタログに出ている銘柄で、マスターも同様なことをおっしゃっていましたが、もしかしたら、ボトル自体はそこそこ前のボトルなのかもしれません。私も好きな銘柄です。

お店はご夫婦で経営されていて、ご主人が”マスター”、奥様が”社長”と呼ばれています。お二人ともとても感じの良い方々で、バーボンのお話を中心にとても楽しい時間が過ごせました。ケンタッキーにも何度も足を運ばれていて、蒸留所の廻り方や街のお話など貴重な情報も色々教えていただきました。また、その旅のことを記録したアルバムもあり、膨大な写真がもうまくまとめられていて、見ていてとても楽しかったです。今日見せていただいたのはパート1のみで、パート2は次回以降にしました。

本当は1時間ちょっとだけ立ち寄るつもりでしたが、あまりに楽しかったので、すっかり長居をしてしまいました。ブルボンのマスターも書いていましたが、 ケンタッキーにバックボーンがあり、バーボンに愛着を持たれているお店の方と話しながら飲むバーボンはほんと美味しいです。私のお気に入りのお店がまた1軒増えました。

*横浜・妙蓮寺の「BOURBON STREET K'S BAR」
BOURBON STREET K'S BAR

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えっ?ニューヨーク産のバーボンウィスキー!

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※写真は武蔵屋さんのブログより

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酒屋で有名な武蔵屋さんのブログを見ていたら、「ニューヨークからやってきたウィスキー!」という記事を見かけました。もちろん、ケンタッキー産ではないので、バーボンではありませんが、ニューヨークで作られたウィスキーなんて聞いたことが無かったので、思わず見入ってしまいました。

写真左:ハドソン・フォーグレイン・バーボン 46%(プルーフ表示無し)
写真中:ハドソン・ベイビー・バーボン     46%(プルーフ表示無し)
写真中:ハドソン・マンハタン・ライ       46%(プルーフ表示無し)


厳密には「アメリカンウィスキー」なのですが、なぜか、「バーボン」と名乗っています(笑)!
たぶん、その方が分かりやすいからなんでしょうね。
実際、原料もニューヨーク州産のコーンを使用し、熟成の樽もアメリカンオークを使用しているそうなので、熟成したコーンウィスキーかバーボンに近い味になるのでしょうか。ちなみに、フォーグレインやライの詳細は不明です。

※下記はブログ記事中の「ニューヨーク・タイムス 2006年6月21日の記事」抜粋
1825年にはニューヨーク州には1,000もの小さな蒸留所があったが、メジャーなウイスキーの台頭によって現在は13の蒸留所があるのみとなっている。2001年にブライアン・リーとラルフ・エレンゾの二人がドイツのポットスチルを使い、ハドソン・バレーで収穫できるりんごを使ったウォッカと小麦を使ったウィスキーの製造を再開させました。2002年に5万ドルを支払って、Aクラスのフルーツブランデー製造のライセンスを取得し35,000ガロンの新商品を造り上げました。さらにライセンスを拡張し、ハドソンバレーで収穫できるりんご、ポテト、とうもろこしやブドウを使ったフルーツブランデーやウィスキーを製造し始め、2005年の夏に、初めてオーク樽で熟成されたウィスキーのボトリングを行いました。


ニューヨーク産のウィスキーもそうですが、1800年代に1000近くも蒸留所があったというのは驚きました。
肝心のウィスキーですが、”超限定入荷商品”だそうですが、これが高いですね~!
ハーフサイズで10,500円(税込み)だそうです。
う~ん、珍しい貴重なボトルなのでしょうが、購入にはちょっと勇気がいるかも知れません。

詳しくは、下記の「武蔵屋」さんのブログをご覧下さい!
注:9月21日(日)の記事です。
武蔵屋さんのブログ

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9/20(土)今日のバーボン:あのレアバーボン再び・・・

VFSH0020.jpg VFSH0021.jpg メーカーズゴールド旧

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今日は会社外で行われたイベント会場からの帰り道に寄り道し、バーボンを飲みに行きました。
子持ちになると、早々簡単に飲みにいけなくなるので、こんなタイミングを逃さないわけにはいきません(笑)。
今日の目的は”とある場所の、とあるバーでまだ飲めるあのレアなバーボン”です!
(※訳があって、お店の詳細は内緒です。ごめんなさい!)
この店に来るのは、ほんとに久しぶり。前回の訪問は2年くらい前だったと思います。

今日のバーボンは・・・

●イーグル・レア17年 90P ※写真左
”あのレアバーボン”を飲む前に、まず始めはこのボトルからスタート!といっても、このボトルもあまり見かけなくなったし、1ショットの値段も結構高くなっています。でも、ここは結構お値打ち価格で飲めます。1984年秋蒸留/2001年秋ボトリングで、最近めっきり元気なバッファロートレース社のシリーズです。味わいはすっきりしていて、ドライめですが、樽香やフルーティーな甘さも感じられます。ヘヴンヒル社の長期熟成でありがちな”コクが深く、甘味が強い”という様な酒質とはまた違いますが、レベルの高い銘柄だと思います。このボトルが好きな人がいるのも頷けます。

さて、さて!私の今日一番の目的はこの2本!

●ジョージ・T・スタッグ2002 137.6P ※写真中
●ジョージ・T・スタッグ2003 142.7P ※写真右
このボトルを追いかけているバーボンファンもいるかもしれません。ここ数年に発売されたバーボンの中でもとびきり美味しいバーボンと言っても過言ではない銘柄だと思います。バッファロートレース蒸留所から2002年に新しくリリースされたバーボンで、アメリカの「ウイスキー・アドボケート」という専門誌で「アメリカン・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー2002」を受賞したプレミアム・バーボンです。2002年が1STヴィンテージ、2003年が2NDヴィンテージです。バッファロートレース社は、栄えあるジョージ・T・スタッグの名を冠するバーボンを創造するためテイスティングチームを結成し、異なる16のサンプルをテイスティングした結果、アメリカンオークよりフレンチオークの樽で熟成したものが高い評価を得、それによりフレンチオーク樽の15年物のフィルター処理を施されていないバーボンが誕生したのだそうです。
味わいは芳醇で深い甘さ、重厚感のあるコク、ヘビーだがえぐさがない辛さ。濃厚でチョコレートやカラメルの様な甘さがとても良い。2002も2003もどちらも美味しいのですが、やはり1STヴィンテージの2002年が味わいにバランスがあり、一番美味しい。

ジョージ・T・スタッグはほんと久しぶりだったが、変わらぬ美味しさをじっくり堪能しました。

今日はたまたまお客さんがいなく、マスターと久しぶりに色々な話をしました。
2005年5月にケンタッキーへ行った時の話が中心だったのですが、ペーパードライバーだったマスターが試行錯誤でレンタカーをドライブして蒸留所巡りをしたことを聞いているうちに、同じくペパードライバーの私でも何とかなりそうな気がしてきました。全部廻れなくても、とにかく一度行ってみるかな~と思いました。
ただ、ダービーの時期はホテルが10倍とか、何から何まで高くなるようなので、その時期を外した静かな時に行こうと思います。

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バーボンを飲みに行ったお店一覧:第1回~2002年編

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私がバーでバーボンを初めて飲んでから今までに訪れたお店の一覧をここでご紹介します。
1回しか行かなかったお店、何度も通ったお店など、色々ありますが、
飲みに行った目的が「バーボン」だったお店は、思い出す限り全てリストアップしてみました。 

まずはその第1回目「2002年」編です。
2002年はバーボンを飲み始め、バーボン熱が加速した年です。
”バーボンが飲める”というお店はあちこち行きました。

●2002年
1.中野「ジョージアムーン」
*訪れた回数:数十回(数え切れない)
*思い出のバーボン:パピーヴァンウィンクル20年、コロネルランドルフ16年他、多数。
*コメント:私のバーボン人生原点となるお店。何度も何度も通いました。

2.新宿「ボギーズ・バー」
*訪れた回数:10回程度
*思い出のバーボン:ヴェリーオールドセントニック17年
*コメント:当時、バーボン初心者の私には気軽に立ち寄れて、値段が安かったのが魅力でした。

3.銀座「JBA BAR SUZUKI」
*訪れた回数:2回
*思い出のバーボン:バレッツ20年&21年(1994年アメリカンフェスティバル記念ボトル)
*コメント:銀座の老舗、バーボンはそれほど多くないが、変わったボトルもありました。

4.国分寺「ブラックハート」
*訪れた回数:十数回
*思い出のバーボン:オールドテーラー(1917年)、I.W.ハーパーBIB(70年代)、エヴァンウィリアムズ23年(1969年)他、多数。
*コメント:数は多くは無いが、どれもが厳選された貴重なボトルばかり。禁酒法時代のボトルを初めて味わったのもここでした。

5.川口「ミルウォーキーズ・クラブ」
*訪れた回数:10回程度
*思い出のバーボン:エヴァンウィリアムズ23年(1965年)、オールドグロームス16年他、多数。
*コメント:関東一の量を誇るだけに、とても珍しいボトルが沢山ありました。

6.銀座「洋酒博物館」
*訪れた回数:1回
*思い出のバーボン:A.H.ハーシュリザーブ16年(3rdロット)、オールドフィッツジェラルド101
*コメント:銀座の有名店。スコッチがメインだが、そこそこ珍しいバーボンもありました。

7.銀座「ディノバー」
*訪れた回数:2回
*思い出のバーボン:ヴェリーオールドセントニック18年
*コメント:照明が暗く、お洒落な店。バーボンがそれなりに揃っていました。

8.大阪「呂仁」
*訪れた回数:1回
*思い出のバーボン:「サニーブルック17年(1917年) 」、「グッケンマイヤー・ライ(1914年)」
*コメント:もう、開いた口が塞がらないくらい凄いバーボンの数!凄すぎます!

9.渋谷「ショットバー・オータム」
*訪れた回数:1回
*思い出のバーボン:特に無し
*コメント:バーボンの本に紹介されていたので、行ってみましたが、特に珍しいものはなかったです。

10.渋谷「バーボンストリート」
*訪れた回数:1回
*思い出のバーボン:エヴァンウィリアムズ23年
*コメント:「エヴァンウィリアムズ23年」だけ飲みに行きました。特に珍しいものはなかったです。

第2回「2003年」へ続く・・・


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9/19(金)今日のバーボン:掘り出し物のグランダッド

グランダッド ダッド&クロウ

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9/13(土)の日記にも書きましたが、同じく、妻の実家に行ったときのお話。
実家の家の部屋を片づけしていたときに、ワイルドターキー8年の他に、
これまたあるバーボンのボトルを発見。それが、この「オールドグランダッド6年」でした!
同じく、義理の弟が以前、アメリカで買ってきたらしいが、もういらないということで、
これも私が頂くことになったのです。またまたラッキー!
ボトルの底の刻印が「91」とあるので、90年代初頭~中期に出回ったボトルで、
やはり、現行のボトルとは味が違います。ということで、早速、こちらも味わってみました。

今日のバーボンは。。。

●オールドグランダッド6年 旧ボトル(86P)※写真左
際立ったインパクトはありませんが、味に深みがあり、とてもまろやかです。
自宅で飲むバーボンには最適な感じがします。やはり、今現在出回っているような、変なピリピリ感など無く、
普通に美味しく飲めるのがいいです。驚くほど珍しいボトルではありませんが、バーボン好きの私にとっては、17年前のボトルはやはり貴重です。

ついでと言ってはなんですが、同時期のND(ナショナル・ディスティラーズ社)仲間のバーボンということで、
オールドクロウも一緒に味わってみました。寝る前の良いひと時でした・・・

ちなみに、義理の弟がこんなことも言っていました。
「そういえば、ジャックダニエル・マスターディスティラーもあった筈なんだよな~」。
部屋の片づけが楽しみになりそうな今日この頃でした(笑)。


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9/17(水)今日のバーボン:ウッドフォードの魅力を再発見

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今日はおなじみ銀座の「ShotBar BOURBON」へ。ここへ足が向かうのは、もちろんバーボンが飲みたいということもあるが、マスターと話がしたいというのも大きな理由だ。前回訪れたときがちょうど3週間位前。キープしたボトルの味の変化も気になるし、マスターのブログのことも色々聞きたいこともあったので、仕事を終え、速攻、銀座へ向かった。

今日の銘柄は。。。

●ウッドフォードリザーヴ・ディスティラーズセレクト(90.4P)※写真左
お店の”今日のバーボン”ということだったので、味わいました。正直言うと、個人的にはこのシリーズは好みの部類では無いのだが、この”ディスティラーズセレクト”は通常のものより味わいが深い。特有のドライさはあるが、フルーティーで甘味が深い。ゆっくり時間を掛けて飲むと、段々、味に丸みが帯びてきて、フルーティーさが増す。このボトルを飲んで、ウッドフォードの魅力を再確認出来た。う~ん、さすが、マスターのボトルチョイスはいいな~。

そして、お次は自分のボトルへ。。。

●プライベート・ストック15年(101P)※写真右
大きくは変化は無いが、確実にお酒自体に角が取れ、丸みが帯びてきた。まろやかで、深い甘さがある、長期熟成のヘヴンヒルらしい味わいになってきた。個人的な好みのピークはボトルの半分くらいを少し過ぎたくらいなので、これからまたさらに楽しみが増えた。この日初めて自分の名前をネームプレートに入れました。

この日もマスターと色々なバーボンの話を楽しんだのですが、その中で特に印象的だったお話は、「昔のバーボン(主に60年代以前)のボトルに出る特有のカビ臭さについて」です。私は樽やボトリング後のコルクなどから影響があるか、もしくは、単に保存状態(まあ、これもそうなんでしょうが)の良し悪しから来るものと思っていましたが、このカビ臭は原料のコーン自体に元々あった物がそのままバーボンに移ってしまうそうなのです(※この話自体は、現在、フォアローゼスにいらっしゃるTさんという技術者がマスターの知人に話した内容だそうです)。

またひとつ勉強になった夜でした・・・

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テイスティングノート:OLD CROW WHITE LABEL 1970’s                        (オールド・クロウ 白ラベル/1970年代)

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※左側がこの1970年代のボトル

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◆データ
銘柄:OLD CROW WHITE LABEL 1970’s(オールド・クロウ 白ラベル/1970年代)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。底の刻印から1979年ボトリングと分かり、原酒は1970年代中期の旧オールドクロウ蒸留所の物。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○○●○○○○○
甘さ :○○○○○○●○○○
辛さ :○○○○●○○○○○

◆テイスティングノート
香り :すっきりめで、フルーティーな甘さ。砂糖水、バニラ、チョコレート。
    少し時間を置くと、香りが弱まる。
ボディ:ライトからミディアムボディ。
味  :フルーティーな甘さ。やや、芳醇。後から果実の甘さが増してくる。
    辛さは程よく、刺激は少ない。

◆総評
こちらも80年代の物と同様にフルーティーでやわらかい味わい。インパクトは無いが、安心して飲める銘柄。ただ、70年代の物にしては、ちょっと物足りない感は否めない。この時代のボトルもストレートで味わいたい。

◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」

総合評価:BBB

※「味のものさし」や「総合評価」などの基準等は下記の総合案内をご覧下さい。
テイスティングノートの総合案内

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テイスティングノート:OLD CROW WHITE LABEL 1980’s                         (オールド・クロウ 白ラベル/1980年代)

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※右側がこの1980年代のボトル

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◆データ
銘柄:OLD CROW WHITE LABEL 1980’s(オールド・クロウ 白ラベル/1980年代)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。底の刻印から1990年ボトリングと分かり、原酒は1980年代後半の旧オールドクロウ蒸留所の物。原酒は旧オールドクロウ蒸留所の物で、ボトリングがジムビームとなっている

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○○●○○○○○
甘さ :○○○○○●○○○○
辛さ :○○○○●○○○○○

◆テイスティングノート
香り :フルーティーな甘さ。ミント、マジック、ガムシロップ、ハチミツ。
    少し時間を置くと、ハチミツが強くなる。
ボディ:ライトからミディアムボディ。
味  :フルーティーな甘さ。やや、石鹸やシャンプーっぽさも出る。
    辛さは程よく、刺激は少ない。

◆総評
フルーティーでやわらかい味わい。インパクトは無いが、安心して飲める銘柄。個人的にもお気に入りです。この時代のボトルはストレートで味わいたい。

◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」

総合評価:BBB

※「味のものさし」や「総合評価」などの基準等は下記の総合案内をご覧下さい。
テイスティングノートの総合案内

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テイスティングノートについて(2008年9月14日付)

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最近、徐々にテイスティングノートをブログに載せ始めました。
まだまだ、試行錯誤状態ではありますが、うまく更新のリズムをつかんで
少しでも多くのバーボンを紹介していきたいと思います。

2008年8月31日付の案内では、「とにかく新しい順から過去に・・・」という事に
しましたが、ひとつの銘柄(例:既に出ている「オールド・クロウ」の様な形)で
多数のボトルがあれば、出来る限りまとめて紹介していけるようにしたいと思います。


多数のメモの中から探し出すのは、中々骨の折れる作業ですが、自分が飲んだ
ボトルを振り返り、銘柄について調べたりすると、バーボンの知識がより増えますし、
その当時を思い出すのはとても楽しい事です。
また、改めて、飲み比べをしてみたい気持ちにもなり、新たな楽しみも生まれてきます。

テイスティングについての詳しい総合案内をまとめてみました。
総合評価の基準も少し改定しています。

もし、今後、当ブログの「テイスティングノート」をお読みいただく方がいらっしゃいましたら、
よろしければ一度、ご確認下さい。下記をクリックいただくと、総合案内ページへ飛びます。

テイスティングノートの総合案内

どうぞ、今後とも、よろしくお願いいたします。

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9/13(土)今日のバーボン:掘り出し物のターキー8年

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先日、妻の実家に行ったときのお話。実家の家の部屋を片づけしていたときに、
ふと、あるバーボンのボトルを発見。それが、このワイルドターキー8年でした!
聞くところによると、義理の弟が以前、アメリカで買ってきたらしいが、もういらないということで、
なんと私が頂くことになったのです。ラッキー!
しかも、ターキーが前を向いているラベルのこのボトルは90年代初頭~中期に出回ったボトルで、
当然、現行のボトルとは味が違います。ということで、早速、味わってみました。

今日のバーボンは。。。
*ワイルドターキー8年 旧ボトル(101P)
→寝る前に気軽にロックで味わってみました。やはり、深みが現行と比べると全然違います!
 甘さも深く、まろやかだけど、ターキーらしいスパイシーな辛さも健在。自宅で飲むにはとても
 贅沢なボトルでした。

ラベルの裏に「21/2/1991」という印字がありました。恐らく、1991年2月21日にボトリングされた物だと思います。ボトリングは17年前ということですから、原酒は80年代蒸留の物。時の流れを噛みしめながら、ゆっくりターキー8年を味わいました。

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私のバーボン人生:第6話~新たな出会い

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関西の名店訪問を楽しんだ後も精力的に関東のお店を飲み歩いていきました。2003年になり、その頃、私の飲んだバーボンの数400種類になっていました。その頃になると、徐々にではありますが追いかける銘柄も頭打ちに成り始めました。そんな中、あるバーボンのサイトの掲示板に横浜でバーボンの専門店がオープンするという情報を目にしました。場所を見ると「上大岡」という見慣れない地名。横浜でもなければ関内でもありません。本当にそんな場所に(上大岡の方ごめんなさい!)バーボンの専門店があるのか半信半疑でした。でも、当然ながらまずは行くことにしました。

そのお店の名前は「ShotBar BOURBON(ショットバー・ブルボン)」、正直、お店のドアを開けるまで半信半疑状態でしたが、開けてみるとそこはバーボン一色!店中バーボンで埋め尽くされていました。その当時、私はとにかく飲んだことのない銘柄を追いかけていました。「オールドヴァージニア12年」、「ケンタッキーノーブルマン」、「モニュメントバレー12年」、「ストーンキャッスル#2」などなど、今思えば「そんなに血眼になって探すボトルか?」と言われちゃいそうなものもありますが、当時の私は「飲んだことが無いものは新旧問わず飲みたくて仕方が無かった」のです。ジョージアムーンにも、ミルウォーキーズクラブにも、そして呂仁にも無かったボトルがこのお店の棚に並んでいたのです。私はものすごいテンションが上がり、興奮したのを今でも覚えています。

そんなマニアックな私をお店のマスターOさんは暖かく出迎えてくれました。Oさんは30代の方で、私より少し年上の方ですが、話を聞くと、私以上にバーボンマニア。ですので、私のような飲み手の気持ちをとてもよく分かってくれていて、ボトルを見たくて店の中をうろちょろしても、新たに開封したボトルのハーフショットでも、快く対応してくれました。

今まで色々なお店でバーボンを飲んで来ましたが、Oさんほどバーボンに強くこだわりを持ち、強く愛着を持っているバーテンダーさんは初めてでした。バーボンの味わい方、ボトルのラベルに書かれている地名から蒸留所を判別する方法、バーボンの歴史や現在までの流れなど、楽しいバーボン談義の中でさりげなく教えてもらいました。今まで私はとにかく銘柄だけを追いかけて飲んでいただけに、目から鱗が落ちるような話ばかりでした。

このお店は単にバーボンの数があるだけではありません。バーボンの楽しみ方自体が色々できるのです。その後、何度も通いましたが、ひとつの銘柄にテーマを決めて禁酒法時代から現在までのボトルを飲み比べるイベント、クイズを出して当たったら何か1杯サービス、バーボンの利き酒をして当てたら貴重なオールドボトルを一杯サービスなどなどユニークなこともしてくれました。今振り返ると、もの凄い貴重なボトルも開けてくれたと思います。ここのお店でヴィンテージバーボン(ここで言うのは1970年代以前のボトル)の魅力に開眼できたと思っています。

ShotBar BOURBONそしてOさんとの出会いが、私にとってバーボンの魅力をさらに発見するきかっけになったのは間違いありません。私のバーボン人生の中ではとても大きな出会いになりました。

その後、数年上大岡でお店を営業された後、2007年7月ついに東京進出を果たしました。今も東京・銀座にてバーボン専門店として活躍しています。数少ない”現在進行形”のバーボン専門店です。これからも期待しています!

「第7話」へ続く。。。

※銀座「ShotBar BOURBON」
殆ど毎日更新中。お店の情報だけでなく、バーボンの銘柄紹介など盛りだくさんです。
ShotBar BOURBON

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テイスティングノート:OLD CROW OLD BOTTLE(オールド・クロウ 特級表示)

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◆データ
銘柄:OLD CROW OLD BOTTLE(オールド・クロウ 特級表示)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは1988年ボトリングで、蒸留は1980年代中期。ボトリングはジムビーム(第3プラント/旧オールドグランダッド蒸留所)、原酒は旧オールドクロウ蒸留所のボトル。このボトルのラベルには中央にトレードマークのカラスが登場しているが、ジムビーム社にブランド権が移った後に変わった物。日本の輸入元は三楽オーシャン。


◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○○●○○○
コク :○○○○○○●○○○
甘さ :○○○○○○○●○○
辛さ :○○○●○○○○○○

◆テイスティングノート
香り :フルーティー且つクリーミー。ハチミツ、ガムシロップ、カラメル、ミント、木の皮、バニラ香。
    しばらくすると香りが弱まる。
ボディ:フルボディ。とてもまろやかで、全体的にふくよかな感じ。
味  :フルーティーな甘さ。少し時間を置くと甘味が増し、クリーミーな甘さ。
    深い甘さ。ハチミツ、メープルシロップ、黒糖。辛さは弱く、全体的にやわらかい辛さ。

◆総評
とろりとしたハチミツの様な甘さとまろやかな酒質がとても良い。飲みやすいのでバーボン初心者にもお勧め。同じ時代またはそれ以前のクロウ(ホワイトラベルで中央にカラスが無いもの)と味わいが違う。個人的にご贔屓なボトルで、なぜか時代の新しいこちらのボトルの方が美味しく感じる。

◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」

総合評価:A

※「味のものさし」や「総合評価」などの基準等は下記の総合案内をご覧下さい。
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テイスティングノート:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1970’s                          (オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1970年代)

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◆データ
銘柄:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1970’s(オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1970年代)
度数:100プルーフ(50度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジムビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは「BOTTLED IN BOND(ボトルド・イン・ボンド)」法というその昔存在したバーボンの法律を今に受け継いでいるもので、現在の「BOTTLED IN BOND」が意味することは「単一の蒸留所の原酒のみ使用」「同じ年に蒸留された原酒のみ使用」「100プルーフ(50度)でボトリング」となっている。このボトルが出回ったのは70年代(具体的な時期は不明)で、原酒は旧オールドクロウ蒸留所の物。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○○○○●○
コク :○○○○○●○○○○
甘さ :○○○○○○○●○○
辛さ :○○○○○●○○○○

◆テイスティングノート
香り :芳醇な甘さ。ブランデー、コーヒー、チョコレート。
    芳醇、クリーミー、ほろ苦、香ばしさなど複雑な変化をみせる。
ボディ:ミディアムボディ。とても良い具合のまろやかさ。
味  :深い甘さ、とても良い味わい。口当たりの直後、一瞬だけ甘さが消えるが
     すぐにじわりと深い甘さが戻って来てしばらく続く。
     辛さはややビターでほど良い感じ。長く続く甘味の余韻が素晴らしい。

◆総評
全体的にバランスがよく、しっかりした甘さもある。余韻が長く素晴らしい味わい。正直、期待以上の凄い味わいだったため、驚きと共に感動した。思わず笑みがこぼれてしまう味。私の中ではこの1970年代のボンデッドが一番美味しかった(全ての同時代のクロウのボンデッドが同じ味わいかは不明です)。

◆このバーボンと出会った場所
国分寺「ブラックハート」
※お店と経緯はこちらの記事をご覧下さい。
詳細記事へ

総合評価:AAA

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テイスティングノート:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1940                             (オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1940年)

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◆データ
銘柄:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1940(オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1940)
度数:100プルーフ(50度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジムビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは「BOTTLED IN BOND(ボトルド・イン・ボンド)」法というその昔存在したバーボンの法律を今に受け継いでいるもので、現在の「BOTTLED IN BOND」が意味することは「単一の蒸留所の原酒のみ使用」「同じ年に蒸留された原酒のみ使用」「100プルーフ(50度)でボトリング」となっている。このボトルは1940年蒸留、1944年ボトリングの4年物。原酒は禁酒法が解かれて、少し経った頃に蒸留された旧オールドクロウ蒸留所の物。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○●○○○○○○
甘さ :○○○○○●○○○○
辛さ :○○○○○○●○○○

◆テイスティングノート
香り :芳醇でフルーティーな甘さ。ブドウ、バニラ、湿ったダンボール、土、チョコレート。
    とても変化があり面白い。
ボディ:ライトボディ。全体的にすっきりめ。
味  :フルーティーな甘さ。少し時間を置くと甘味が増し、クリーミーな甘さ。
    口当たりからしばらくの間は辛さが目立ち、全体的にドライ。

◆総評
最初は香りも味わいも硬いが、時間をかけると徐々に開いてくる。さすが1940年蒸留のボトルだけあって、味もそれなりにしっかりとしている。ただ、ヴィンテージボトルとしては味のインパクトは薄い。期待度が大きかっただけにイマイチ感が強く、残念。

◆このバーボンと出会った場所
鷺沼「Bar Sal's」

総合評価:A

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テイスティングノート:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1980’s                         (オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1980年代)

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◆データ
銘柄:OLD CROW BIB WHITE LABEL 1980’s(オールド・クロウ・ボンデッド 白ラベル/1980年代)
度数:100プルーフ(50度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジムビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは「BOTTLED IN BOND(ボトルド・イン・ボンド)」法というその昔存在したバーボンの法律を今に受け継いでいるもので、現在の「BOTTLED IN BOND」が意味することは「単一の蒸留所の原酒のみ使用」「同じ年に蒸留された原酒のみ使用」「100プルーフ(50度)でボトリング」となっている。このボトルが出回ったのは80年代中期~後期位で、原酒は旧オールドクロウ蒸留所の物。ジム・ビーム社に移行する前の最後のラベルと思われる。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○○○●○○
コク :○○○○○●○○○○
甘さ :○○○○○○●○○○
辛さ :○○○○○○●○○○

◆テイスティングノート
香り :芳醇な甘さ。夏みかん、エスプレッソ、緑茶、ダージリンティー、バニラ、バター、カラメル、
    チョコレート。とても変化があり面白い。
ボディ:ミディアムボディからフルボディ。全体的にまろやか。
味  :フルーティーな甘さ。後からやや苦味のある深い甘さが増してくる。ビターチョコレート、
    上品なカラメル。しっかりした辛さも伴い、全体的にややドライ。

◆総評
香りの変化が素晴らしく、まろやかだけど、ドライな面白いボトル。甘味の深さと味のまとまり具合も良く、とても楽しめる。ストレートでゆっくり味わうのが良い。

◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」

総合評価:A

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テイスティングノート:OLD CROW BIB(オールド・クロウ・ボンデッド)

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◆データ
銘柄:OLD CROW BIB(オールド・クロウ・ボンデッド)
度数:100プルーフ(50度)
原酒:ジム・ビーム(クレアモント)蒸留所(クレアモント地区)

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジムビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは「BOTTLED IN BOND(ボトルド・イン・ボンド)」法というその昔存在したバーボンの法律を今に受け継いでいるもので、現在の「BOTTLED IN BOND」が意味することは「単一の蒸留所の原酒のみ使用」「同じ年に蒸留された原酒のみ使用」「100プルーフ(50度)でボトリング」となっている。このボトルが出回ったのは90年代中期~後期位で、正確な時期は不明だが、恐らくジムビームにブランド権が移った頃に蒸留された原酒と予想される。ジムビームブランドになってからのラベルにはこの黒いカラス登場し、トレードマークとなっているが、これは創始者でもある「ジェイムズ・クロウ」と「カラス(=クロウ)」をもじっているだけである。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○●○○○○○
コク :○○○○○●○○○○
甘さ :○○○○○○○●○○
辛さ :○○○○○●○○○○

◆テイスティングノート
香り :程よく漂う甘さ。生クリーム、干し芋、柑橘系フルーツ。
    香りの広がりはイマイチ。
ボディ:ミディアムボディからフルボディ。全体的にまろやか。
味  :深い甘さ。口当たりからフィニッシュまで続く強い甘さ。
    口当たりの辛さはやや刺激的だが全体的にはほど良い辛さ。

◆総評
このボトルは程よい刺激もありつつ、しっかりした甘さがあり、とても良い味に仕上がっている。ジムビーム原酒になってもこの時代のボトルに関してはレベルは下がっていない。個人的にも好きなボトルだが、最近ではすっかりレアボトルとなり簡単に飲めなくなったのが残念。

◆このバーボンと出会った場所
中野「ジョージアムーン」(出会い)
横浜「Shot Bar Bourbon」(テイスティング)

総合評価:A

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テイスティングノート:OLD CROW WHITE LABEL 1970’s                         (オールド・クロウ 白ラベル/1970年代)

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◆データ
銘柄:OLD CROW WHITE LABEL 1970’s(オールド・クロウ 白ラベル/1970年代)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。このボトルは1978年ボトリングで、蒸留は1970年代前半の旧オールドクロウ蒸留所。200MLのボトル。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○○○●○○○○
甘さ :○○○○○○●○○○
辛さ :○○○○●○○○○○

◆テイスティングノート
香り :芳醇な甘さ、やや雑香が出る。ブドウ、バニラ、焦げた木、ゴム、穀物、土。
    少し時間を置くと、バニラ香が強くなる。バタークリーム。
ボディ:ミディアムボディ。口当たりまろやか。
味  :芳醇な甘さ。とろりとしたハチミツ、上品な甘口シェリー。
    辛さは程よく、刺激は少ない。やや苦味がある。

◆総評
バランスが良く、上品で深い甘さがとても良い。1982年ボトリングよりまろやかで、甘味が強く、こちらのボトルの方が味がまとまっている。やはり旧オールドクロウ蒸留所の原酒は甘みが深く、フルーティーな味わいが多い。

◆このバーボンと出会った場所
自宅にて(ネットオークションで購入)

総合評価:A

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9/2(火)今日のバーボン:久々に味わう”黒のジャック”

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バーボン飲み歩きはしばらくブランクがあったので、今、私は以前飲み歩いたお店をもう一度行ってみようと試みています。昨日の「ジョージアムーン」もそうですが、”あの店をもう一度!”企画と自分の中で命名し、機会があれば再訪したいと思っています。そして今日もちょっとだけ時間があったので、さくっと行けそうだった、明大前の「バナナバー」へ行きました。

この「バナナバー」は別にバーボンの専門店ではありませんが、私が初めて訪問した時はかなりマニアックなバーボンが揃っていて、しかも安い!レアバーボンも他のお店の半額くらいで、ちょくちょく通っては貴重なバーボンを飲みまくっていました。さすがに今となってはボトルも減っていて、メニューにヴァンウィンクルファミリーリザーブの16年と17年が載っていたので、注文してみたら、やはりもう無いとのこと。でも、そんな中でも、やはり飲みたかった銘柄がありました。

今日の銘柄は。。。
*オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル15年(107P)※写真左
⇒ひと昔前はそんなに貴重ではなかったのですが、この銘柄も今となっては貴重です。甘さも深く、重厚でしっかりとしている味わい。このボトルの酒質は今となっては良い時代だったんだな~としみじみ思いました。

本当はこの後、「マーティンミルズ24年」でも飲もうかと思ったのですが、このボトルが目に入ったので思わずこっちを頼んでしまっていた・・・

*ジャックダニエル・マスターディスティラー(90P)※写真右
⇒私はジャックダニエルで初めてバーボン(厳密にはテネシーだが)を口にして、ジャックダニエルには愛着があるのですが、色々種類があるのであえて飲まずにいつかまとめて味わいたいと思っていました。私の中で”黒のジャック”と勝手に名づけているこのボトルも発売当時は珍しくも無く、あまりきちんと味わうこともなく過ごしていたら、いつの間にか消えてしまい、今となっては貴重なボトルになってしまいました。そんな思いもあり、久しぶりに飲んでみました。今、振り返るからかもしれませんが、初めて飲んだときよりずっと美味しく感じます。味わいもフルーティーでバランスもとても良く、よく出来た銘柄と思います。素直に美味しく味わえる”黒のジャク”でした。

今日は飲む順番を間違えましたが、飲みたいバーボンを味わえたのでとてもよかったです。
この「バナナバー」もバーボンの数がめっきり減ってしまいました。
それはそれでとても残念ですが、このお店にはまだとってもレアなバーボンが残っています。
エヴァンウィリアムズ23年のヴィンテージボトルもあるし、なによりあの28年物の幻のボトルもあります(たぶん)。興味がある方は一度お店を覗いて見てください。

※明大前「バナナバー」
バナナバー

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9/1(月)今日のバーボン:ついに開封!幻のレアバーボン

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今日は仕事を抜け出し、久しぶりに中野の「ジョージアムーン」へ。このブログの記事にも書きましたが、このジョージアムーンは私のバーボン道の最初のスタートラインのお店です。ただ、ずっとご無沙汰していて、たぶん2年~1年半くらいのご無沙汰となりました。でも、偶然とはいえ”あの幻のバーボン”と出くわすのであります・・・・

今日の銘柄は・・・
*A.Hハーシュリザーブ16年(現行)  91.6P
*A.Hハーシュリザーブ16年(4thロット) 91.6P※写真左
⇒銀座の「ショットバーブルボン」のマスターのブログでこの銘柄が紹介されていたのを思い出し、久しぶりに味わうことに。16年飲み比べをしてみました。実は現行ではなく、さらに古い16年があったのですが、状態がひどく飲めるような状態ではなかったため、マスターが引っ込めてしまいました、残念!気を取り直し、早速味わう。現行は香りも広がるし、いい甘さもあるが、最近のバーボン特有のぴりぴりしたえぐ味があるため、イマイチ。一昔前の4thロット(キャップ部分はブルー)は香りも芳醇で、味わいも上品でフルーティーな甘さがあり、バランスも良く美味しい。1st、2ndなどと比べるとどうしても劣ってしまうが、今改めて味わうとこのボトルもとてもいい。個人的にもハーシュは好きなので、久しぶりに楽しめた。
う~ん、でも古いハーシュが飲みたかった・・・・

さて、問題はこの後!次に何を飲もうかキョロキョロと見渡していると、左側にこの2本のボトルが!
思わず「ああ~っ!」と叫びそうになりました。以前ここに通っていた際に、余程のことがないと開けないと言われていたボトルが2本開いていたのです。それが、この2本です!

*ジョセフ・フィンチ15年(レアバーボンウィスキー・シリーズ) 86.8P ※写真中
*ヘンリー・クレイ16年(レアバーボンウィスキー・シリーズ) 90.6P  ※写真右
⇒このボトルは1996年頃に2400本限定で発売されたもので、米国限定で日本にも輸出されていません。初代のマスターが米国に行った際に購入したボトルだそうです。前者は1981の春、後者は1980秋蒸留の原酒を使っています。さて、これはどんなバーボンなのかと!ボトルに「ルイビル」表示があったので、スティッツエルウエラー?ブランウンフォーマー?バーンハイム?などなど想像をめぐらせていましたが、日本の文献では全く資料がありません。そこで、洋書や米国のサイトなどで私なりに調べたところ下記の事実が判明しました。色々な情報をかき集めると下記になります。

「ユナイテッドディスティラーズ社(ルイビルにあるバーハイム蒸留所)の幹部でもありマスターディスティラーのクリスモリス氏らが閉鎖された蒸留所の余った原酒をなんとか世に出したいと考え、発売されたシリーズがこの「レア・バーボン・ウィスキー」シリーズ。前者はJoseph S. Finch が1856年にペンシルベニアで設立したTHE FINCH蒸留所の銘柄に、後者はJames E. Pepper が1858年に設立したthe Henry Clay Distillery(※この後者部分は確認必要) の銘柄に因んでいる。しかし、あくまでこの2つの旧蒸留所の名前を銘柄に使っているだけで、原酒自体は当然違う。実際どこの蒸留所の原酒かは明らかにされていない。前者のジョセフ・フィンチ15年に関して、ケンタッキーストレートバーボンを名乗っているが、ライで造られているライウィスキーか、もしくはライ比率が高いバーボンと予想される」
結局のところ原酒は謎ですが、1980年初頭は稼動していて、1990年代には閉鎖された蒸留所とのものというのは分かります。ですので良く調べてみると、ある程度は絞られそうな感じもします。「ジョセフ・フィンチ15年」はライウィスキーではないか?ということですが、そう言われてみると、以前飲んだ「サゼラック18年」に似たような味わいかもしれません。これは、あくまで私個人のイメージです。米国でもこのボトルを探している愛好家もいるみたいで、向こうでもレアなバーボンの様です。

さて、能書きはこれくらいにして、お味の方ですが、前者は香りはさわやかで、フルーティー。味わいはとてもやわらかく、すっくりした味わい。でも甘みはしっかりあるので、飲みやすく、口の中の広がりがとても良い。後者は香りが芳醇。味わいはまろやかで、とろりとした深い甘さ。ビターチョコレートや砂糖を入れたエスプレッソのよう。こちらも中盤からの味の広がりが素晴らしい。

このレアバーボンはどちらも美味しく、とても良いのだが、なにせ1ショットの値段が高い。ですので、半分くらいはレア度に対する対価みたいなことだと思います。けど、私にとっては一度は飲みたかった銘柄で、とにかく飲めたのが嬉しかったです。

ジョージアムーンは現在4代目店長になっていて、相変わらず接客は丁寧で以前と変わらず好感が持てます。ただ、以前と比べてバーボンがだいぶ減ってしまっているのが個人的には残念。バーボンはここでいっぱい学んだだけに寂しい気もしますが、時代の流れなのかもしれません。でも、ボトル棚をよ~く見てみるとレアなボトルがまだあると思いますよ~。

※中野「ジョージアムーン」
ジョージアムーン

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テイスティングノート:OLD CROW WHITE LABEL 1980’s                         (オールド・クロウ 白ラベル/1980年代)

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◆データ
銘柄:OLD CROW WHITE LABEL 1980’s(オールド・クロウ 白ラベル/1980年代)
度数:80プルーフ(40度)
原酒:オールドクロウ蒸留所(フランクフォート地区)※現在閉鎖

◆ボトルについて
バーボンの製法「サワーマッシュ方式」の生みの親でもあり、創始者でもあるジェイムズ・クロウの名前にちなんだ銘柄。1835年からフランクフォートで創業され、1950年代から70年代には世界中に輸出された。1987年にジム・ビームにブランド権が移行され、蒸留所は閉鎖された。底の刻印から1982年ボトリングと分かり、原酒は1970年代後半の旧オールドクロウ蒸留所の物。500MLのボトル。

◆味のものさし(10段階)
     弱 < 中 > 強
香り :○○○○○●○○○○
コク :○○○○●○○○○○
甘さ :○○○○○○●○○○
辛さ :○○○○●○○○○○

◆テイスティングノート
香り :芳醇な甘さ、やや穀物っぽい雑香が交ざる。ブドウ、ミント、マジック、バニラ。
    少し時間を置くと、甘さが増し。シナモンのニュアンスが出る。
ボディ:ライトからミディアムボディ。すっきりだが程よいまろやかさ。
味  :フルーティーで芳醇な甘さ。後からより甘さが増し、ブランデーのような甘さ。
    辛さは程よく、刺激は少ない。

◆総評
やはり旧オールドクロウ蒸留所の原酒は甘みが深く、フルーティーな味わいが多い。やはり個人的にも好きな銘柄。時代はこちらの方が古いが、86Pの特級ボトルよりインパクトはやや弱い。

◆このバーボンと出会った場所
自宅にて(ネットオークションで購入)

総合評価:BBB

※「味のものさし」や「総合評価」などの基準等は下記の総合案内をご覧下さい。
テイスティングノートの総合案内

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ランドルフ

Author:ランドルフ
当サイトにアクセスありがとうございます。バーボンウィスキーにはまって以来、飲みに飲み続けて早6年。取り続けたテイスティングメモの数が800種類を突破しました。良くも悪くも凝り性のため、世界中に出た全てのバーボンを味わうことを目指しています。同じウィスキーでもバーボンは下火傾向ですが、スコッチやシングルモルトに負けないくらい魅力があります。そんなバーボンの魅力を皆さんにお伝えしたいと思います。

※ハンドル名は私の大好きなバーボン「コロネル・ランドルフ16年」から由来しています。

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