バーボンウィスキー大百科
バーボンウィスキーに魅せられ、飲み続けた銘柄は800種類を突破。そのテイスティング記録、思い出の銘柄、コラム、飲み歩き日記など、バーボンはもちろんアメリカンウィスキー全てに関するお話と魅力を語ります。
私の思い出のバーボン~第7話:ベリー・ベリー・オールド・フィッツジェラルド15年

私が飲んだ数多くのバーボンの中でも抜群の香りと味を放ったのが、この「ベリー・ベリー・オールド・フィッツジェラルド15年」。しかも、ただの”ベリーベリー”ではありません、1954年蒸留、1969年ボトリングの”べりー・ベリー”です。
このボトルと出会ったのはおなじみの横浜・上大岡の「ショットバー・ブルボン」。開店当時行っていた「コニサーズクラブ」(3回で現在活動休止中)というイベント。会費1万で貴重なバーボンを6種類味わえるというものです(最近のもの3種+ヴィンテージ3種)。その記念すべき第1回が「オールド・フィッツジェラルド」でした。実はこの当時の私はフィッツ系の銘柄にはあまり興味がありませんでした。と言うのも今では幻となった「ベリー・ベリー・オールド・フィッツジェラルド12年」を味わったとき、周りで騒がれているほどの良さを私は感じなかったからです。そのため、1万円出して参加することを少しためらったのです。でも、やはり熱きバーボンへの好奇心が勝り、参加しましたが、結果は私の想像以上の大当たりでした。
まず、芳醇な香りの大洪水!バニラ香やフローラルな甘さも出て素晴らしい香り。味は芳醇で深い甘さで、熟したフルーツや上品なブランデーやポートワインのような感じ。口の中に広がる甘さは全く衰えず、最後まで素晴らしい余韻を見せます。正直、このボトルの良さは、口や文章ではうまく表現できません。”とにかく理屈抜きにうまい!” あまりのうまさに、うなりっぱなしでした。本当はこの日、他にも1960年代のボトルに、1936年蒸留のボトルも飲んでいるのですが、このベリーベリーがあまりにおいしすぎて、他の印象が弱くなったくらいです。
マスターもその後、数多くのボトルを開けては飲んできたそうですが、これ以上のバーボンには出会っていないそうです。今振り返れば、”心から参加してよかった~”と思っています。1950年代蒸留の”ベリーベリー”には目が離せません。
コメント
1955のベリーベリー
はじめてコメントさせていただきます。
1955蒸留、1967ボトリングのベリーベリーオールドフィッツジェラルドを手放そうかと思っております。名残惜しい部分もあるので少々値が張りますが、折り合えばお譲りしたいと思います。
やはり好きな方に飲んでほしいと思うので。
お酒も。。。
1955蒸留、1967ボトリングのベリーベリーオールドフィッツジェラルドを手放そうかと思っております。名残惜しい部分もあるので少々値が張りますが、折り合えばお譲りしたいと思います。
やはり好きな方に飲んでほしいと思うので。
お酒も。。。
june様へ:コメントありがとうございます
juneさん、コメントそしてメッセージありがとうございました。興味はあるのですが、恐らく私の予算では手が出せないとは思います。私の知り合いでも買い手がいるかもしれません。これ以上のやり取りは可能であればブログ上ではなく、メールでお願いしたいのですが、もし、よろしければですが、juneさんのメールアドレスをコメントに記載下さい(ブログにはアップされず、私が確認した後、削除します)。いかがでしょうか?よろしくお願いします。
2009/08/18(火) 15:16:20 | URL | ランドルフ #-[ 編集]
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