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7/4(土)今日のバーボン:世紀を超えた幻のライウィスキー!

ジムビーム サニー ライ

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今日は銀座の「ShotoBar BOURBON」の2周年記念。その目玉のボトルとして1890年代のライウィスキーが飲めるという。昨年10月、96年前に蒸留されたバーボンをいただいたが、それよりさらに古く、しかも1890年代という世紀を超えたボトル!私もそんな古いウィスキーは飲んだことないので、ワクワク気分で店の扉を開けました。。。

今日のバーボンは・・・

●JIM BEAM SMALL BATCH 80P ※写真左
 (ジム・ビーム・スモールバッチ 80P)
目玉のライウィスキーを味わう前にまずはこの一杯!ということで、勧められたのがこのボトル。香りはフルーティーで清涼感のある甘さ。レモンピールやダージリンティーのような感じも出る。口当たりはまろやかで、ハチミツのような甘さが出る。後味にやや生臭い感じも出るが、全体的なバランスも良く、普通に美味しいと思える味わい。正直、ジムビームというのが意外だし、こんな味が出せるのかと思うと、見直した。やれば出来るんじゃない!

●SUNNY BROOK OLD BOTTLE 1970s 80P ※写真中
 (サニーブルック 特級 1970年代 80P)
1970年代のサニーブルック。原酒はサニーブルック蒸留所時代のもの。香りはフルーティーで、やや熟した果実の甘さ。口当たりはすっきりめだが、中盤からフィニッシュにかけて甘さが増していく。フルーティーさからメープルシロップのような濃い甘さ。全体的にバランスが良いが、後味は意外とドライ。飲みやすいし、この時代のボトルは普通に美味しく飲める。

そして、最後のボトル。これが世紀を超えてついに開封された1890年代のライウィスキーだ・・・

●SUNNY BROOK RYE OLD BOTTLE 1890s 100P ※写真右
 (サニーブルック・ライ 1890年代 100P)
ボトル自体には具体的に年数を示す表記は無いのだが、1896年に制定されたボトルド・イン・ボンド法の示す封帯が無いことと、ラベルに記載されている販売会社「BOHEMIAN LIQOUR CO.,」が1892年に購入していることを考えると、1892年~1896年頃のボトルと推測される。まあ、それにしても古いボトル、襟を正していざ、味わうことにした。香りは芳醇な甘さ、ややアルコール臭を感じる。口当たりはややすっきりしているが、すぐに芳醇で深い甘さと苦味のあるほど良い辛さが伝わってくる。甘さは段々増してくる。ビターチョコレート、砂糖を入れたエスプレッソ。ライウィスキーだけに苦味もあるが、酒質はかなり良く、110年以上も前の酒とは思えない。長い年月をボトルの中で生き続け、とてもよい状態でついに味わえることが出来た。美味しいということ以前に、この世紀を超えて生き続けたボトルに敬意を表したい気分だった。

ちょうど今日はブルボンのマスターの誕生日でもあり、ダブルでめでたい日。
美味しいのバーボンと楽しいバーボン談義が出来る貴重なお店です。
バーボンファンとしてはこのお店は5年、10年とずっと続いていって欲しいと願います。
そんな自分もいっぱい飲みにいかないといけないな・・・とちょっと反省した今日でした・・・

*銀座「ShotBar BOURBON」
ここに行けば今回紹介したボトルやその他のレアボトルにいっぱい出会えますよ!
ShotBar BOURBON

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コメント

久々の更新ですね!
首を長くして待っていましたw

自分はちょうど7月5日に日付変更しちゃったくらいの時間にお店に到着したので、ぎりぎりマスターの誕生日とお店の2周年に間に合いませんでした…無念です…

が!臨時収入を使ってサニーブルック頂いてきました!
同じく世紀を超えたボトルに緊張しながら…一生物の無二の経験ができました
感無量でした
2009/07/06(月) 01:35:02 | URL | へーちょ #-[ 編集]
コメントありがとうございます
へーちょさん、早速コメントありがとうございます!ほんとお恥ずかしい限りですが、一度怠けてしまうと、ズルズルいっちゃうので、まずいですね。頻度はどのくらいのペースで書けるか分かりませんが、少しずつでも続けていきますのでよろしくお願いします。ほんとこのライウィスキーは貴重ですよね。美味しい・美味しくない以前にこのウィスキーを味わえること自体すばらしい経験になりました。
2009/07/06(月) 14:22:19 | URL | ランドルフ #-[ 編集]

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Author:ランドルフ
当サイトにアクセスありがとうございます。バーボンウィスキーにはまって以来、飲みに飲み続けて早6年。取り続けたテイスティングメモの数が800種類を突破しました。良くも悪くも凝り性のため、世界中に出た全てのバーボンを味わうことを目指しています。同じウィスキーでもバーボンは下火傾向ですが、スコッチやシングルモルトに負けないくらい魅力があります。そんなバーボンの魅力を皆さんにお伝えしたいと思います。

※ハンドル名は私の大好きなバーボン「コロネル・ランドルフ16年」から由来しています。

※バーボンそしてウィスキー好きの方、もしよろしければ何かコメントやトラックバックを是非残してください。

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